日経コンピュータ 2022年9月1日号 〜新しい枠組みで新たな戦い〜
表紙は、「新しい枠組みで新たな戦い 第27回顧客満足度調査」です。
顧客満足度調査や、東証のシステム刷新構想が紹介されていました。
数ある記事の中から、私が印象に残ったテーマを紹介します。
印象に残ったテーマ① 顧客満足度調査
第27回顧客満足度調査の結果が紹介されていました。
その中で、クラウド共通サービスの評価に関して、AWSが、IaaSはグーグルに次ぐ2位、PaaSは1位と異なる点が印象的でした。
グラウドサービスの利用用途を意識して、サービスの選定を行う必要性を感じました。
印象に残ったテーマ② 東証システムのレジリエンス向上施策
東証の次期システムの構想が紹介されていました。
2020年10月1日の終日売買停止を受け、障害が発生した時の回復力を高めるために、レジリエンスを最重要課題として刷新に取り組むようです。
その一つの施策として、SRE(サイト・リライアビリティー・エンジニアリング)を実践するツールにより、システム運用に関わる各種プロセスを自動化し、継続的に改善できるようにするようです。
印象に残ったテーマ③ デジタル証券市場の創設
従来の証券取引の他に、社債型のセキュリティトークンを発行し、ブロックチェーン技術を活用して管理することにも挑戦するようです。
まとめ
安定的にシステム稼働させて当たり前と思われている東証の辛さが分かる記事でした。
他にも、非常に勉強になることが書いてあるので、ぜひ読んでみてください。