継続力

IT系サラリーマンが、書籍や講座から学んだこと、効果があった勉強方法を紹介します。

日経コンピュータ 2021年9月2日号 〜特集 ウィズコロナが勝敗を分ける〜

表紙は、「特集 ウィズコロナが勝敗を分ける 詳報、第26回顧客満足度調査」です。


サービス、ハード、ソフト等の顧客満足度のランキングの他、クラウド移行に対する大手3社の施策が紹介されていました。

数ある記事の中から、私が印象に残ったテーマを紹介します。

 

 

印象に残ったテーマ① クラウド移行で3強激突

ユーザー企業のクラウド移行に対する、AWS、Azure、Google Cloudの3大クラウドの支援策が紹介されていました。
その中でもAWSでは、日本独自の支援策として、現状評価から計画立案、AWS移行までを支援するITトランスフォーメーションパッケージを提供しています。

この支援策を利用すれば、クラウドが不慣れなユーザーでも安心してクラウド移行に踏み切れるのではないでしょうか。

現状は、RehostやReplatformが全体の7割程度を占めているようですが、こうした支援策でクラウドに慣れることで、クラウドネーティブアーキテクチャーに変える「Refactor」の割合が増えていくことが期待されます。

 

印象に残ったテーマ② 分散型金融で660億円流出

ブロックチャーン上で取引が自動処理されるDiFiの一種と主張しているサービス「Poly Network」で660億円もの資金が流出した記事が紹介されていました。
DeFiの特徴は利用者間の取引が「無人化」されるため、取引を仲介する証券会社など既存の金融事業者が不要なことですが、裏を返すと資金が消失するなどのリスクはサービスの利用者がそのまま負う必要があるようです。
今後、資金が消失するリスクが限りなくゼロに近くなるように、しっかりと安全対策を強化していって欲しいものです。

 

印象に残ったテーマ③ コロナによる新状態で求められる3つの力

これからのITベンダーに求められる力として、「インフラ力」、「DX支援力」、「コスト対応力」が挙げられていました。
コスト対応力は個人の力では強化が難しいですが、インフラ力、DX対応力はエンジニア個々人が日々自己研鑽をし、伸ばしていくことが可能です。
様々な会社のシステムのアーキテクチャを学んだり、最新技術の収集を怠らないようにしたいものです。

 

まとめ

クラウドブロックチェーン技術について学ぶ必要があると感じさせられました。
他にも、非常に勉強になることが書いてあるので、ぜひ読んでみてください。