継続力

IT系サラリーマンが、書籍や講座から学んだこと、効果があった勉強方法を紹介します。

Bloomberg Businessweek 2020年12月28日号

表紙は、「Miracle On Ice」です。
超低温での管理が必要なコロナウイルスの関する表現ですね。

表紙とは異なり、今回はコロナ自体のニュースは少なく、今注目のテック企業の課題や株式市場の将来性、国家レベルでのインターネット制限の話など様々なニュースが取り上げられていました。

 

 

印象に残った記事① 不動産テック企業Open doorの課題

日本ではまだまだ馴染みがないと思いますが、即座に住宅の売買を成立させるサービスを提供するテック企業Open doorが紹介されていました。
今後の成長が注目されるベンチャー企業の1つのようです。
ただ、Open doorのサービスのアルゴリズムは様々な企業でも導入されている素晴らしいものですが、まだまだOpen door自体が利益を上げる段階には至っていない模様です。
果たして、利益を生み出せるようになる時期が来るのか要注目です。

 

印象に残った記事② 株式市場は先行き不透明

2020年は株式市場にとっては最高の年だったが、これは、中央銀行の力によるものが大きく、今後はどうなるかわからないということが紹介されていました。
他に、アメリカでは家賃滞納者が大量にでているという記事も紹介されており、実体経済が芳しくないことは間違いなさそうですので、昨今の株価上昇を手放しで喜べない状況はしばらく続きそうです。 

 

印象に残った記事③ 国境なきインターネットは実現しない

インターネットというと、国境なく、全ての国の情報にアクセスできるイメージですが、年々制限が厳しくなっているようです。
この動きは、今後より一層厳しくなり、国境なきインターネットの実現はあり得ないということが述べられていました。
自国の情報をいかに守るかが今後の世界での重要課題になるでしょうから、インターネットセキュリティを担う会社の価値が一層増していきそうです。 

 

まとめ

あまり馴染みのない企業を知ることができることも、海外のニュースを見るメリットですね。
海外で取り上げられているニュースを見ることで、今後日本でも問題になるであろうことが見えてきそうです。