Bloomberg Businessweek 2020年12月21日号
表紙は、「The office Job Evolves」です。
ポストコロナにおける課題や、コロナ禍におけるリーダーの姿勢といったコロナ関連のニュースの他、世界的なハッキング被害等、今、世界で問題になっていることが紹介されていました。
印象に残った記事① コロナウイルスのワクチン摂取証明書
今後の海外旅行には、コロナウイルスのワクチン摂取証明書が求められる可能性があるという問題提起がされていました。
現時点では世界標準の証明書が無い点や、他国で承認されていないワクチンのみを摂取した人の移動を許可して良いのかという点が問題となるようです。
世界標準のルール制定には多くの時間が掛かるでしょうから、自由に旅行ができる日は当分先になる可能性がありますね。
印象に残った記事② 有事に求められるリーダーの姿勢
今回のコロナ禍のような有事においてリーダーに求められる姿勢は、次のことのようです。
- 継続的なコミュニケーション、正確な情報発信
- 物腰の柔らかさ
- 決断力
これらの資質に関して、クオモ・ニューヨーク州知事の姿勢が非常に高い評価を受けているようです。
日本の政治家も見習って欲しいですね。
印象に残った記事③ 世界的な大規模ハッキング被害
年末に日本でも大きな話題となったアメリカ政府等のハッキング被害に関するニュースが紹介されていました。
問題の原因となったのは、SolarWindsの製品であるとされていますが、影響の全容はまだまだ不透明なようです。
恥ずかしながら、このニュースを見るまでSolarWindsを知りませんでしたが、世界的に非常に高いシェアを誇るITインフラ管理ソフトベンダーのようです。
自社でも使っていないかチェックが必要であるとともに、このような問題に対して、しっかりと情報収集することが必要ですね。
まとめ
日本でも近々ワクチン摂取が始まるでしょうが、ワクチン摂取の証明ができないと、コロナ前の社会には戻れないのですね。
海外で取り上げられているニュースを見ることで、今後日本でも問題になるであろうことが見えてきそうです。