継続力

IT系サラリーマンが、書籍や講座から学んだこと、効果があった勉強方法を紹介します。

日経コンピュータ 2022年7月21日号 〜ビックカメラの「DX宣言」〜

表紙は、「ビックカメラの「DX宣言」 IT人材3倍増、システム内製に挑む」です。

ビックカメラのDX推進における具体的な取り組みが紹介されていました。

数ある記事の中から、私が印象に残ったテーマを紹介します。

 

 

印象に残ったテーマ① FIDO採用でログイン失敗撲滅

ウエディングパークがクラウドへのパスワード入力をやめ、FIDO(ファスト・アイデンティティー・オンライン)による多要素認証を利用することとしたという記事が紹介されていました。
FIDOは端末側で認証を完結させ、ログイン対象のクラウド側には認証の結果だけを伝える仕組みで、認証情報がネットワークを流れないため、パスワードよりも安全、かつ、入力が省けて利便性も高い仕組みです。
この仕組みを利用したことで、パスワードの入力ミスによるログインエラーが0件になったようです。

 

印象に残ったテーマ② GitHub Copilotが正式サービス開始

プログラマーが書きたいコードをAIが提案するサービスGitHub Copilotが正式に開始したという記事が紹介されていました。
プログラマーがコメントやコードを入力すると、そのプログラムの文脈やコーディング規約に沿ったコードの候補を提案してくれるようです。
まだ精度は実用に足るレベルではないかもしれませんが、夢のあるサービスだと感じました。

 

印象に残ったテーマ③ ビックカメラの王道DX

多くの企業が取り組んでいるDXに関して、ビックカメラの事例が紹介されていました。
システム内製化、クラウドサービスを全面採用、SoEを中心に内製化し、SoRはITベンダーの力も借りるといった王道のDXの推進パターンだと感じました。

 

まとめ

DX推進の王道パターンがだいぶ固まってきた印象を受けました。
他にも、非常に勉強になることが書いてあるので、ぜひ読んでみてください。