継続力

IT系サラリーマンが、書籍や講座から学んだこと、効果があった勉強方法を紹介します。

日経コンピュータ 2022年3月31日号 〜始動する新IT教育〜

表紙は、「始動する新IT教育 デジタルは国民的素養として花開くか」です。

高校等でのデジタル教育の他、メタバース等の最新技術が紹介されていました。

数ある記事の中から、私が印象に残ったテーマを紹介します。

 

 

印象に残ったテーマ① サイバー攻撃に対する心構え

日本の一流企業がサイバー攻撃を受けた事例が紹介されていました。

こうした攻撃を受けないためには、まずは社内機器の点検が有効なようです。
サーバーやVPN装置などがどこに設置してあるかをリスト化し、個々の機器に脆弱性がないかを確認します。
脆弱性があればセキュリティパッチを適用する、もしくは利用を停止する必要があります。

こうした点検をする際に、一つぐらい穴があっても狙われないだろうと過信するのではなく、一つの穴でもあれば被害を受けるという心構えが重要なようです。

 

印象に残ったテーマ② メタバースの可能性

FacebookがMeta(メタ)に社名を変更したニュースで話題になっている、メタバースの可能性について紹介されていました。

メタバースは「次のインターネット」として人々の生活を支える基盤となる可能性を秘めているようです。

メタバースによりリアルを超える体験価値を得ることができます。
例えば、翻訳機能付きの仮想オフィスで働き、リアルな住所や時間、言語の壁を意識せずに多様な人たちと協働するといった例が挙げられます。
また、人間の欲望を物質経済ではなく、バーチャル空間に向けることで脱炭素化の実現を狙える可能性もあるようです。
現在のメタバースのビシネス規模では、仮想空間上に広告を出したり、商品を試す機会を設けてリアルでの購入に結びつけるといったマーケティング用途での利用が大部分を占めているようです。

 

印象に残ったテーマ③ メタバースを支える技術

メタバース専用の技術があるわけではなく、コンピュータの性能向上、通信速度の向上、仮想空間への没入感を高めるヘッドマウントディスプレーの品質向上といった様々な技術の上に、メタバースは成り立っています。
また、NFT(非代替性トークン)技術の登場も大きな役割を果たし、NFTにより仮想空間上のモノにリアル世界でも通じる価値が保証されました。

今後の技術発展で、どんなメタバース世界が実現されていくのか楽しみです。

 

まとめ

メタバースの記事は非常に夢の広がる将来が楽しみな記事でした。

他にも、非常に勉強になることが書いてあるので、ぜひ読んでみてください。