継続力

IT系サラリーマンが、書籍や講座から学んだこと、効果があった勉強方法を紹介します。

日経コンピュータ 2021年12月23日号 〜DXをむしばむ「不安」〜

表紙は、「DXをむしばむ「不安」 1000人調査で見えた、DX成功への針路」です。

DXやESG経営を進めるヒントが紹介されていました。

数ある記事の中から、私が印象に残ったテーマを紹介します。

 

 

印象に残ったテーマ① DXに対する不安解消の処方箋

企業のDXが進んだ場合でも、DXに対する不安として「分からないことが増えて追い付けなくなる」が最多という調査結果が紹介されていました。
そうした不安の解消方法として興味深かったのは、様々な企業で積極的に試されている「アイデアソンやハッカソン」といった先進的な取り組みでは、社員の不安を悪化させてしまう恐れがあると言ったものでした。
単に不安感を増長させないために、社内勉強会等の社内教育により不安を解消してあげることが重要なようです。

 

印象に残ったテーマ② バッチ処理は当分無くならない

将来、コンピュータの処理能力が上がり、全ての処理が瞬時に完了できるようになれば、バッチ処理をなくすことが理論的には可能です。
ただし、現状のシステムを作り直す必要があることや、バッチ処理を前提とした業務が多数存在することから、バッチ処理がすぐにゼロになることはないだろうという意見が紹介されていました。
そうした状況にあっても、バッチ処理では実現できないサービスが今後はどんどん登場するだろういう興味深い意見も紹介されていました。

 

印象に残ったテーマ③ ERPパッケージのESG対応

ESG経営をサポートするために、オラクルやSAPがERPパッケージをESG対応させているという記事が紹介されていました。
世界中の企業がESG経営の基準に従う必要が出てくるでしょうから、こうしたパッケージのシェア争いが激化しそうです。

 

まとめ

バッチ処理を知らないエンジニアがいるという記事が印象的でした。
他にも、非常に勉強になることが書いてあるので、ぜひ読んでみてください。