継続力

IT系サラリーマンが、書籍や講座から学んだこと、効果があった勉強方法を紹介します。

日経コンピュータ 2021年11月25日号 〜本番 ノーコード/ローコード開発〜

表紙は、「本番 ノーコード/ローコード開発 JALJR東日本が活用、誰もがシステムを描ける時代に」です。

ノーコード/ローコード開発の具体的な事例が多く紹介されていました。
数ある記事の中から、私が印象に残ったテーマを紹介します。

 

 

印象に残ったテーマ① ノーコード/ローコード開発事例

JALJR東日本等の大企業における、ノーコード/ローコード開発の事例が紹介されていました。
ノーコード/ローコード開発を普及させるための具体的なステップ

  • 検討期 できること、できないことを見極める
  • 導入期 見て触れる機会を作り経営陣を巻き込む
  • 拡大期 エバンジェリストを育てる

といった内容が為になりました。
また、ノーコード/ローコード開発の普及により圧倒的にシステム開発のスピードが上がったという話が印象的でした。
いままでは、導入したいシステムがあっても、期間や費用の面で開発サイドが足を引っ張ることが多くありましたが、ノーコード/ローコード開発により、こういった制約が少なくなりました。
この記事から、従来型の開発手法に固執することで、ちょっとした仕様変更でも期間や費用を理由に躊躇するでは、SIerは仕事を失ってしまうだろうと感じました。

 

印象に残ったテーマ② デジタル人材を1000人育成

クレディセゾンが全社員の2割以上にあたる1000人もの人材を、デジタル人材として育成し、DXを推進しようとしている記事が紹介されていました。
これだけの割合の人材がデジタルに一定の知識を有していれば、現場の仕事の効率化や、大きな進化をもたらしてくれそうです。

今後クレディセゾンがどんな成長を見せるか楽しみです。
また、ここまで大きな戦略を実行できる経営陣に脱帽です。

 

印象に残ったテーマ③ 楽天グループの今後の動向

ユーザーを拡大するために多額の設備投資により巨額赤字が続いている楽天モバイルですが、グループ全体では資金調達に向けて、着実に準備が進められているという記事が紹介されていました。

近年、苦戦が続く銀行業界の中で、預金残高の増加、口座数の増加共に好調な楽天銀行の上場による資金獲得や、完全仮想化ネットワークの輸出ビジネスによる資金獲得等の戦略があるようです。

引き続き楽天グループの動向に注目です。

 

まとめ

ノーコード/ローコード開発に取り組むハードルを下げてくれる記事が多く紹介されていました。
他にも、非常に勉強になることが書いてあるので、ぜひ読んでみてください。