継続力

IT系サラリーマンが、書籍や講座から学んだこと、効果があった勉強方法を紹介します。

日経コンピュータ 2021年4月15日号 〜特集 10年で一変 バックアップの新常識〜

表紙は、「特集 10年で一変 バックアップの新常識」です。
バックアップ技術の最新トレンドや副業の広がりに関する記事が紹介されていました。

 

数ある記事の中から、私が印象に残ったテーマを紹介します。

 

 

印象に残ったテーマ① 副業によるキャリア開発

昨今のリモートワーク推進により、副業をする人材が増えているという記事が紹介されていました。
DX推進やECサイト構築に対する社会ニーズの高まりと、どこでも働けるリモートワークという働き方が上手くマッチした結果です。
また、キャリア開発を会社任せにせずに、副業を通じて自律的にキャリアを開発しようという意識の高まりも反映した結果のようです。

本号では様々な会社における副業の取り組みが紹介されていました。
副業を禁止している会社の多くは、社員の健康管理ができないことを理由としてあげていますが、副業にはモチベーションアップによる離職率低下というメリットもある点にしっかりと目を向ける必要があります。
一人一人が自分らしく生きるためにも、はやく副業が当たり前の世の中になってほしいものです。

 

印象に残ったテーマ② Sonyのデジタル改革 

Sonyのデジタル改革に関するソニーグループCIO 樋田真氏のインタビューが紹介されていました。
グループ横断でのデータ利活用プラットフォームの構築、データセンターの集約によるITコストの最適化、ゼロトラスト環境の整備等、様々なデジタル改革の施策を行っています。
よくこれだけの大掛かりな取り組みを矢継ぎ早にできるものだと感銘を受けました。

これらの取り組みを行う上で重要なのは、内製化を進めるために、社員にクラウド等のITスキルを習得させることです。
元々優秀なSony社員だからできることと諦めずに、是非見習ってをして、ITスキル向上に取り組みたいものです。

 

印象に残ったテーマ③ 最新のバックアップ技術

バックアップ技術の最新トレンドが紹介されていました。
バックアップ技術自体の情報に関しては、バックアップ処理の設計を行う際に改めて見返せばいいと思いますが、本書を通じて、最新の技術トレンドを見て設計を行う重要性を改めて感じました。
単純に現行踏襲するのではなく、その時々の最新技術をキャッチアップして設計するように意識したいものです。

 

まとめ

全体を通じて、インフラに対する知識をしっかり身につける必要があると意識させられる記事が多く紹介されていました。
他にも、非常に勉強になることが書いてあるので、ぜひ読んでみてください。